農福連携フェスタに参加しました
2020年01月25日(土)26日(日)にイオンモール大和郡山で開催された、奈良県主催の農福連携フェスタへ参加しました。
皆さんは「農福連携」という言葉はご存じですか?(以下は農林水産省のホームページからの引用です)
農福連携とは、障害者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組です。農福連携に取り組むことで、障害者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む農業分野において、新たな働き手の確保につながる可能性もあります。近年、全国各地において、様々な形での取組が行われており、農福連携は確実に広がりを見せています。皆さんも、私たちと一緒に、農福連携に取り組んでみませんか。
アンダンテ農園はこの農福連携に積極的に取組んでいます。
25日(土)13時~ 2階のイオンホールにて農福連携シンポジウムが開催されました。
第1部は、講師の濱田健司さん(JA共済総合研究所 主任研究員)による農福連携を取り巻く現状や、実際に取組まれている事例紹介などが報告されました。
第2部は、奈良で活動されている農業事業者・福祉事業者の取組がパネラー4法人から報告されました。
農業事業者
黒瀬礼子氏(植村牧場株式会社 代表取締役)
上野由香氏(農業生産法人 有限会社王隠堂農園(㈱パンドラファームグループ)農福連携担当)
福祉事業者
六十谷進氏(特定非営利活動法人 アンダンテ農園 理事長)
小倉章文氏(社会福祉法人在友会 フレンズまきばマネージャー)
画像は法人の取組を紹介をされる六十谷理事長
農業収入をいかにして増やすのか、農作業と勤務時間、食品梱包は障がい者にとって困難な作業ではないのか、体調不良時等の体調管理についての議論が行われ、司会進行の濱田先生や4法人のパネラーがそれぞれの立場から発言を行いました。
最後に「これから農福連携を行う方へのメッセージ」として、「すでに取組まれている方は農福連携の向上を。これからの方は、少しずつ、地域の方々と一緒に、段階を踏んで始めていきましょう」との発言で閉会致しました。
最後に、講師の濱田先生と六十谷理事長の記念写真