活動の様子

 

2024/6/20

田植えが始まり2週間が経ちました。

たくさんあった苗床もかなり減り、あと少しとなりました。

根が張り、剥がすもの一苦労です。

今日も力を合わせて頑張ります。

運転する人とサポートする人がペアを組んで、田植えを行います。

既に植えた苗との間隔を慎重に見ながら運転します。

あぜもきれいに草刈をします。

ここは今市3番の田です。たくさんの人数をかけて田植えをしています。

バケツを持って、畦から何かを蒔いています。

こちらでも撒いています。

田植機にもう一人乗り込み、苗を植えながら撒いています。

密閉していた袋から粉を取り出しました。

糠と菌と燻炭と、魚粉、骨粉等を混ぜたものを撒いています。

この田は農薬を使わないで米つくりをしています。この粉は除草剤代わりになるものです。

またこの田の水は広大寺池が近くにあるにもかかわらず高低差の関係で吉野川分水からの水を使っています。土づくりも手間暇かけておこなう等、丹精込めて米つくりを行っています。

 

2024/6/6

よいお天気のもと、いよいよ今日から田植えが始まりました。

田植機が作業所から出発します。

苗がきれいにならんでいます。

苗床から運び出す作業です。

田に入る準備をしています。

今から苗を植えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

2024/5/16

5月14日~15日
奈良市の委託事業として、最勝院(奈良市)の庭園管理を年間を通して担っています。2日間で完了し、作業を終了しました。




2日間の作業によってずいぶんとすっきりとしました。

 





2020/08/05


 こんにちは。私は、NPO法人ドットジェイピー〈https://www.dot-jp.or.jp/〉から来ました。本日からアンダンテ農園でインターン活動をさせていただくことになりました。私は、もともとフードロスに興味がありました。アンダンテ農園では、自分たちで栽培した作物を出荷しているということを知り、製品化する段階で少しでも捨てる部分を減らせるようにしたいと考え、この機関先を選びました。

 活動を開始すると、まず、障害者の方に対する意識が変わりました。一人一人、障害によってできることは限られていますが、明るく、とても元気な方ばかりでした。利用者の方から話しかけてくださることが多く、楽しい時間を過ごすことができました。

 今日は、ブルーベリーの収穫、草木灰作り、植木運搬、小豆畑の除草作業、を行いました。1日中、外での作業だったため、体力の消耗は激しかったですが、とても良い汗をかくことができました。
作業の合間の休憩中には、職員の方と利用者の方の間で会話をし、社会性を身に付けるために必要なことを話していたり、自立支援をしていたりしました。職員の方は、利用者の方の進路についても相談にのり、利用者の方のサポートをしていらっしゃることを実感しました。


2020/09/04

 本日は、米の選別作業とアンダンテ農園の理事長である六十谷さんと施設長の黒井さんにインタビューを行いました。

 六十谷さんからは、アンダンテ農園をつくったきっかけや夢などをお聞きしました。アンダンテ農園を開く前、六十谷さんは、学校教諭をされていて、そこで出会った登校拒否の方や引きこもりの方の将来を心配されていました。引きこもりの方や障害を持った方でも利用できる施設をつくりたいという思いから、このアンダンテ農園が誕生しました。利用者の方が卒業して一般企業へ就職されたり、アンダンテ農園に満足してもらえたりすることで喜びを感じる一方、まだまだ改善すべき問題があるということを知りました。それは、アンダンテ農園を経営していくにあたって、多くの資金を必要とすることです。アンダンテ農園で栽培されたものを出荷し、収入を得ていますが、決して余裕のあるものではありません。
六十谷さんには、障害者でも結婚できるようにしてあげたいという夢があります。その為には、利用者の方の工賃(給料のようなもの)を上げることが必要です。また、就労継続支援B型事業所(※1)だけでなく、就労継続支援A型事業所(※2)の併設をするという夢もお持ちです。就労継続支援A型事業所の併設により、利用者の方の収入を増やし、自立への一歩を踏み出させてあげることが出来ます。

もうすぐ稲刈りが始まります。



 黒井さんからは、アンダンテ農園に就職したきっかけやアンダンテ農園の抱える課題などをお聞きしました。
黒井さんは、もともと老人ホームで働かれていましたが、メンタルを崩され、うつ状態になられました。その時に、新聞記事で六十谷理事長のことを知り、一緒にアンダンテ農園で活動をすることになりました。そのおかげで、黒井さんは再び一般企業へ就職をできるまでに改善しました。回復してから一度、一般企業へ就職されましたが、現在はアンダンテ農園の職員として働かれています。
アンダンテ農園の課題は、農作物の収入を増加させることです。収入が増えることによって、利用者の方に払える工賃が多くなり、さらに利用者の方の自立支援を行うことが出来ます。現在、アンダンテ農園では、農作業の他に植木作業を行っています。植木作業を増やしたり、農作物の売り上げを増加させたりすることは、利用者の方のサポートに繋がります。また、アンダンテ農園の作物は無農薬で作られています。無農薬の良さを多くの人に知っていただき、アンダンテ農園の商品を手に取っていただけることを願っていらっしゃいます。

 お二人のお話を聞き、アンダンテ農園に対する思いやアンダンテ農園の抱えている問題を知ることが出来ました。まだまだ改善すべき問題はあると思いましたが、少しずつ前進していき、お二人の夢を実現できるお手伝いをしていきたいと思います。
今後、より多くの方に「アンダンテ農園」を知っていただき、お客様が増えることを祈っています。


※1 年齢や体力などの面で雇用契約を結んで働くことが困難な方が、軽作業などの就労訓練を行うことができる   福祉サービス。工賃をもらいながら自分のペースで働くことが出来る。
※2 障害や難病のある方が、雇用契約を結び、給料をもらいながら利用することができる福祉サービス。

 クッキー朴12個入

 ブルーベリージャム



2020/09/15

 本日は、米の選別作業、田んぼの除草作業、みんなの畑(利用者の方が自分で作物を育てる畑)の見学を行いました。

 まだまだ気温が高く、暑い中でしたが、みなさんと作業ができて、とても楽しかったです。特に「みんなの畑」では、みなさん一生懸命作業をしていらっしゃいました。ナスや里芋、花オクラなど様々な野菜を育てていらっしゃいます。花オクラは、名前の通り花びらの形をしたオクラです。その見た目からは想像しがたいですが、実際に食べてみると、オクラのようにねばねばとしていました。そのまま食べても茹でてしょうゆなどで味付けしても美味しいそうです。


みんなの畑です。


花オクラです。

 


2020/09/23

 本日は、田んぼの除草作業をしました。

 除草作業では、刈払い機という機械を用いて雑草を刈りました。手作業でやるよりも、簡単に除草することが出来るので、とても便利ですが、その扱いには十分に注意する必要があります。刈った草は5m先まで飛んでいくことがあるのです。そのため、利用者の方も周りに気を付けながら作業をしていらっしゃいました。

 雑草は刈ってもすぐに生えてきます。そのため、私たちは根元から雑草を刈り、少しでも雑草が大きくなるスピードを遅めようとします。私も、刈払い機で草の根元から刈ることを意識していましたが、刈払い機の刃が土に当たりそうで、中々上手く刈ることができませんでした。しかし、利用者の方は、地面ぎりぎりのところで草を刈っていらっしゃり、だんだんと田んぼがきれいになっていきました。雑草だらけだったところがきれいになると、達成感を味わえました。

刈払い機で除草作業を行っている様子です。

 

畦草刈機という機械でも除草作業を行います。 

 


2020/09/25

 本日は、インターン活動の最終日でした。最後に、インターン活動を通して私が感じたことを述べさせていただきます。

 2ケ月間ありがとうございました。初めは、わからないことも多く戸惑うこともありましたが、利用者の方や職員の方が丁寧に教えてくださりました。障害者の方と関わる機会というのは、今までにあまりなかったので、このインターン活動はとても新鮮でした。私が以前抱いていた障害者の方に対するイメージとは全然違って、みなさんとても明るく元気な方でした。利用者の方から話しかけてくださったり、作業中にコミュニケーションをとったりすることができてとても楽しかったです。

 また、職員の方とお話しする中で、アンダンテ農園の抱える問題やこれからアンダンテ農園をどのような場所にしていきたいのか、ということを知ることが出来ました。現在アンダンテ農園は就労継続支援B型事業所ですが、今後は就労継続支援A型事業所の併設を、同時に、利用者さんの工賃を上げることを目指しています。一人でも多くの方にアンダンテ農園の商品を買っていただき、ご支援して頂けましたら幸いです。よろしくお願い致します。

 本当にこの2ケ月間お世話になりました。ありがとうございました。

 


2021/02/17

 こんにちは。NPO法人ドットジェイピーから来ました。2月から2か月間インターン生としてお世話になります。前回のインターン生に引き続き、こちらでインターン活動を通しての活動内容や感じたことなどを共有させて頂きます。

 今回私がアンダンテ農園さんでインターンをさせて頂きたいと思った理由は、機関先の紹介を受けた際に一人ひとりに寄り添うような暖かさを感じて、実際に行ってみたい、どの様な感じなのかを知りたいと思ったからです。

 実際に、訪れてみると明るく元気な利用者さんがほとんどで、楽しそうに活動されていました。今日は、朝のミーティング後にラジオ体操とストレッチをし、ブルーベリー畑の道作りに参加させてもらいました。今朝は少し吹雪いていたほど寒い日で、外での作業を考えると憂鬱になるほどでした。しかし、寒い中でもみんなで作業を進めていき、最初は使い方も分からなかったクワも少しずつ使い慣れ、道もできていくと達成感が得られてどんどん楽しくなっていきました。休憩時間も利用者さんは手押し相撲をしたりして遊んで、とても楽しい雰囲気でした。みんなで身体を動かして作業をしていると身体だけでなく心まで元気になるのだなと感じました。利用者さんが明るく元気な理由もわかる気がしました。

 道作りの作業風景です。左側の土を右側に移して道を作っています。

 


2021/03/05

 先日、昨年の夏に収穫して冷凍保存していたブルーベリーを使ったジャム作りを職員の北村さんと一緒にさせて頂きました。ブルーベリージャム作りはとてもシンプルで丁寧に作られていました。


 まず最初に、冷凍保存していたブルーベリーから慎重に枝やゴミを取り除きました。そして、ブルーベリーを丸ごと潰してそこにきび砂糖を加えて優しく混ぜながら火にかけて作りました。

 材料は“ブルーベリー“と“きび砂糖“だけというとてもシンプルで余計なものは一切入っていません。
 試食してみると甘さが控えめでブルーベリーの味が濃く美味しかったです。パンやヨーグルトと一緒に、またはお菓子作りなどいろんな楽しみ方ができると思います。                           材料もブルーベリーときび砂糖だけなので安心安全で間違いなしです。シンプルにブルーベリーを楽しめるジャムなので多くの人にぜひ食べていただきたいです。


 最近では、新たにブルーベリー畑を作る準備をみんなで行っています。道作りや畝立ては重労働ですが、数年後には美味しいブルーベリーが収穫できるようになると思うとワクワクしてきます。ブルーベリーの収穫は6月中旬頃からなのでまだ少し先ですが楽しみで待ちきれないです!



 また、手作りクッキー朴の試食もさせていただきました。こちらのクッキーも材料は、“全粒粉、こめ油、中力粉、きび砂糖“だけで作られています。牛乳や卵などの繋ぎになる材料を使っていないため、作るのには苦労されたそうです。


 市販のクッキーは、低級な品質の悪い輸入小麦粉を原料に、着色料、人工甘味料、合成香料、膨張剤、強化剤など、たくさんの食品添加物を使って安く大量につくられていることがあります。しかし、このクッキー朴はそれらの材料を使用していないので安心して召し上がっていただけます。


 食べてみると驚きます。名前の通り素朴で優しい感じの新しいクッキーでした。健康に良くお上品な、いつもとは違った感じのクッキーなのでこちらも是非多くの方に召し上がっていただきたいです。

 


2021/03/08

 先日、月末に行っている全体会に参加させてもらいました。3月の作業内容の確認と“みんなの勉強会”を行いました。テーマは「個性と協働」「周りの人々への感謝」でした。一人一人の違いを認め合うことや協力して行うことの大切さや重要性、1人で作り上げれるものは何一つなくて周りの人への感謝を忘れてはいけないこと、などを話し合いました。

 こうして定期的な話し合いを行なって大切なことを確認し合うことは、自分を見つめ直すことができますし、気持ちも穏やかになって良いなと思いました。 私自身、自分のことで一杯一杯になってしまうと周りのことを考えたり思いやることができていない時があるので、そんな時こそ周りへの感謝などを忘れてはいけないなと改めて感じました。

 


 その日の午後からは玄米そうじを行いました。玄米そうじとは、玄米から目視で石や緑の未熟粒、黒く傷んでいる粒などを取り除く判別作業です。目視で判別し、ピンセットで一粒ずつ取り除く地道で根気のいる作業でした。米は育てるだけでなく、商品として販売するまでの処理も大変なんだと実感しました。

 子供の頃に「お米一粒にも感謝して食べなさい」と教わったのを思い出し、その通りだなと思いました。私は、今回お米作りに少し携わらせてもらい、作り手さんの大変さを実感しました。いつも食べているお米も誰かによって大切に育てられたお米なんだなと思うと、美味しく感じて心があったかい気持ちになりました。