理事長ごあいさつ
日本の文化である米作りを若い人たちに受け継いでもらいたい、という気持ちが日々強くなります。
アンダンテ農園ではそれに応えて、何人もの若者が、トラクター・コンバイン・田植え機・除草機などをマスターし、がんばってくれている姿を見て、心強く思っています。
米作り以外にも、小麦・ブルーベリー・野菜・果樹栽培、あるいは植木の剪定・庭掃除作業など、まだまだ人手が足りません。より多くの方々の参加をお待ちしています。
あとになりましたが、これまで多くの方々のご理解、ご協力のおかげで広い事業所ができました。深く感謝申し上げます。
今後共、様々な形でのお力添えを頂けますよう、お願い申し上げます。
理事長 六十谷 進
アンダンテ農園の取り組み
農作業 安全な食糧を栽培して食べていただけるために
〇水稲栽培
2012年から「ヒノヒカリ」を栽培してきました。「できるだけ身体に良いものを食べて頂きたい」との思いのもと殺虫剤は不使用。除草剤も限定し、主に手作業で栽培しています。
2016年から、温暖な気候に適した「にこまる」を、「ヒノヒカリ」とともに栽培しています。
※「にこまる」はヒノヒカリからの改良品種です。水稲栽培面積は5ha おおよそ田んぼ50枚程度です。
〇畑栽培
小麦や野菜を農薬を使わず、有機肥料で栽培しています。
野菜は殺虫剤を使わないので、葉物野菜は虫にすぐに食べられます。根菜をメインに栽培しています。
〇果樹栽培
ブルーベリーやブラックベリーを主に栽培しています。以外にも柿や桃など栽培中。
農薬を使わないので、どれも美味しく実っています。
植木作業 庭木の剪定や庭掃除をします
当事業所の剪定技術は、プロの植木職人さんの指導のもと、二人の職員に「親方」のお墨付きを頂いています。
現在、それらの技術を障がいをお持ちの方へ、就労訓練の選択肢として、現場を重ねることで継承しています。
植木班は職員1~2名と利用者3~5名で構成されています。受注した現場にあわせて職員と利用者を派遣します。
これまで個人のお宅では年間200件を受注しました。
公的な依頼も増え「奈良市写真美術館」や「奈良県障害者職業センター」等を受注しています。
施設概要
- 創立
- 2013年 4月 「特定非営利活動法人」格 収得
2014年 4月 「就労継続支援B型」事業開始
2018年 3月 新事業所完成・引っ越し - 経営主体
- 特定非営利活動法人 アンダンテ農園
- 所在地
- 〒630-8445 奈良県奈良市池田町247-1
TEL:0742-81-7471 FAX:0742-81-7472 - 定員
- 就労継続支援B型事業 20名
こども・若者支援事業 随時募集中 - 職員
- 事業所長・サービス管理責任者 1名
職業指導員 2名
生活支援員 2名